あなたが出会いたい歯医者さんって? こんな感じですか?
まずは、あなたの話を充分聞いてくれて、時間をかけて説明してくれる。
歯科医院は清潔で、スタッフも優しくて、最新の設備がそろっている。
時間をかけて歯ぐきにぴったりな入れ歯を作ってくれる
しかも、適正な価格で作ってくれる。
治療もていねいで、入れ歯が痛くなった時もすぐ診てくれる。
だいたいこんな感じでしょうか?
でも、歯医者さんって実際のところは治療を受けてみないとわかりませんよね。
残念ながら、外観や看板だけでは判断できるものではありません。
とくに入れ歯が得意かどうかなどはまったくわからないと思います。
近いから便利と思って行ったところで、
自分の理想通りの入れ歯をつくってもらえるかどうかはわかりません。
それではどのように探せば?
あなたが満足できる入れ歯を作ってくれる歯医者さんを見つけられるのでしょうか??
ここで、歯科医師の立場から
良い歯医者さんを見つけるポイントを少しお話してみようと思います。
オッとその前に! あなたに知っておいてもらいたいことがあります。
入れ歯作りは経験がものをいう! 若い歯科医師より年配の歯科医師の方が得意である!
これは少し当たっています。
最近では入れ歯のことを熱心に勉強している若い歯科医師もいるので、あてはまらないこともあります。
ポイントは入れ歯作りのシステムをきちんと確立し、仕上がるまでの全工程を手を抜かずに行っているかどうかです。
もし途中の工程で少しでも手を抜いたり妥協してしまうと、入れ歯が完成してから必ずその影響が出てきます。
これが入れ歯作りの難しさなのです。
金属を使った入れ歯の方が違和感がなくて、おいしい食事もできる?
これは、いわゆる金属床という入れ歯で、上の入れ歯の天井の部分や、下の入れ歯の内側を金属にしたものです。
普通はコバルトクロム、チタン、金などの金属が用いられます。
「金属なのでレジン(プラスチック)よりも食べ物の熱が良く伝わるので味覚を感じやすく、美味しい食事ができる。入れ歯も薄くなって違和感が少ない。」
といった説明を聞いて「なるほど!それは良い」と思われる方も多いと思います。
しかし、私が診る患者さんの中には、他の歯医者さんで作った金属床が合わなくて来院される方がとても多いのも事実です。
当院でもどうしても金属床にしてほしいという患者さんには、作って差し上げる場合もあります。
でもこれはまれなことです。
当院では、ほとんどの場合、歯ぐきに直接触れるところには金属を用いません。
その理由は?
例えば病気などにより何キロか体重が減ってしまった場合、
痩せるのですから、お口の中の入れ歯を装着する歯ぐきにも変化があります。
このような時は、今の入れ歯に裏打ちして入れ歯と歯ぐきの隙間をレジンで埋めるという技工作業を行います。
技工作業が終わった入れ歯はぴかぴかの新品の入れ歯に生まれ変わります。
何回も入れ歯を作る必要はないのです。
これが、もし金属床だったら。。。。
最初は薄くて違和感のない入れ歯だったかもしれませんが、修理を重ねていくうちに厚のある入れ歯になってしまいます。
これでは意味がないのです。
当院では、体やお口の変化に対応することができ、また作り直ししなくても良い、レジン床をお勧めしております。金属を使う場合は入れ歯の中に補強として使います。
これが、いつまでもぴったりとした入れ歯の考え方です。
どうでしょう?
入れ歯について少しわかって頂けましたでしょうか?
最後に「ここがポイント! 入れ歯がうまい歯科医との出会い方」
そのポイントについてお話します。
ポイントその1 あなたの言うことを、本当に真剣に聞いてくれる先生。もしお使いの入れ歯で不具合があったら、改善してくれ、新しい
入れ歯を作る場合同じ間違いをしないようにしてくれる先生。
これは実際に受診してみて、確かめるしか方法は方法はないと思います。
でももし行く前に、できればメールや電話で先生に直接、質問してみてください。
あなたの悩み事や質問に真剣に答えてくれるかどうか。大体判断できると思います。
ポイントその2 ホームページが充実しているかどうか?